氷2トンを試験投入 第1原発・トレンチ凍結止水工事
福島民友新聞 7月25日(金)10時31分配信
東京電力福島第1原発の海側で電源ケーブルなどが通る地下道(トレンチ)の凍結止水工事が難航している問題で、東電は24日、トレンチ内の汚染水を凍らせるための追加対策として、トレンチと2号機タービン建屋の接続部に、約2トンの氷を試験的に投入した。25日はドライアイスを入れる。汚染水の水温を下げることで、凍結を促す効果があるかどうかを検証する。
福島第1原発の小野明所長は24日、福島復興本社を置くJヴィレッジ(楢葉、広野町)で記者会見し、氷の効果について「まだ分からない」とした上で「凍結能力を高めることは期待できる」と話した。
東電によると、約500キロの氷が入った袋を4袋用意。作業員が観測用の穴からスコップで流し入れた。
福島民友新聞
最終更新:7月25日(金)10時31分
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