日本維新の会の石原慎太郎共同代表を支持するグループは24日の全体会議で、8月に結成する「次世代の党」の綱領や基本政策、規約を決めた。綱領で「自立、新保守、次世代の理念の下、国民の手による新しい憲法、すなわち自主憲法を創り上げる」と明記した。
基本政策は8つの柱で構成。集団的自衛権の行使要件を明確にする安全保障基本法制の整備や、世代間格差を是正するための積み立て方式の公的年金や医療費の自己負担割合の一律化を掲げた。
エネルギーは「電源多様化による脱原発依存」としつつ、原子力技術の維持を明記した。規約では、両院議員総会の出席者3分の2以上の議決で党首を解任できると規定した。初代党首は31日の両院議員総会で正式に選出する。
石原慎太郎