ライフ【STAP問題】「研究全体が虚構の疑念」 論文関係者の責任明確に 日本学術会議2014.7.25 14:30

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【STAP問題】
「研究全体が虚構の疑念」 論文関係者の責任明確に 日本学術会議

2014.7.25 14:30 STAP細胞

 日本学術会議の大西隆会長は25日、STAP細胞問題に関して、筆頭著者となった理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーだけでなく、論文を作成した関係者も、関与に応じて責任を明確にするよう理研に求める声明を発表した。

 声明は「研究全体が虚構ではないかという疑念を禁じ得ない。国の科学研究全体に負のイメージを与える」として、関係者の責任を明確にするよう求めた。

 理研改革委員会(岸輝雄委員長)は6月、不正の再発防止策として、小保方氏が所属する発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の解体を提言した。これについて大西会長は「理研は防止する機会が何度もあったが漫然と見過ごした。提言に対する見解を早急に示すことが必要だ」と述べた。

 また「理研が健全性を回復するために行う行動を支援する」として、再発防止のための援助を約束した。

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