Top Page >> ライド感想
 ジェットコースター - ナガシマスパーランド

コースターデータ
最高高度 No data 最高速度 No data
走行距離 No data 製造会社 TOGO (Japan)
走行時間 約2分10秒(実測値) 安全装置 2人共用シートベルト
車両構成 4人乗り(2列)×6両 定員 24名
レール構造 鉄製パイプレール 初期動力 チェーン式巻き上げ
料金 1回\400(フリパ可) 年齢制限 小学生から
(未満は大人同伴で可)
コースター概要説明
ナガシマスパーランド開園当初からある、歴史あるコースター。ドラマ「西部警察」のロケにも登場した。
コースレイアウトは単純明快で、3つの緩いドロップを持つ。しかし、コースは単純ながら、
全体が木々に覆われるような場所を走っているため、森の中を走っているようで心地よい。
乗っている時も、リラックスして、のほほんとすることができる。
古いながらコースター本来の気持ちよさを体感できるマシンであるとともに、コースターを好きになった
「原点」に還ることのできるコースターかもしれない。
ムービー

 コースレイアウトの紹介

 入り口・ホーム

入り口はレール支柱と同化しており、ここをくぐると、階段を上がってホームになります。
繁忙期はこのゲートと階段を超えて、ジグザグの待ち列にも列が伸びますが、普通の時期は階段が埋まるまでは待つことがあっても、階段を超えることはまれです。

ホームの構造は、乗り口と降り口が同じ場所の、片側ホーム1面です。
座席ごとの待ちスペースはなく、前の回の乗客が全員ホームから出ないと、次の回の乗客はホームに入ることができません。
車両停止位置の隣には、車両留置用のレールがあります。

 コースレイアウト

ホームを出発するとすぐさま巻き上げです。
ライドが動き出す前に、巻き上げチェーンも特徴的な大きな音を立てて動き出すので、前の方に座っていると、とても迫力があります。

巻き上げは、速度一定で、終始遅いです。
巻き上げ最高部には点検用の部屋があり、時代を感じさせます。

巻き上げの後は、少し下って助走をつけます。

木々に囲まれた中を、半周ちょっと周っていきます。

そして森の中でのファーストドロップ!!
木に隠れているので、車両全体が撮れないほどです。

ファースト最下点付近は上の写真のようになっていて、周りがほとんど木であることが分かります。
もう少しで、レールに葉っぱが絡み付きそうです。

ファーストドロップのあと、緩い坂を上ると、少し木に囲まれていないところに出ます。
ここでもゆっくりと半周ほど走ります。

そして、セカンドドロップ!!
こちらは前半とは打って変わって、周りに池があったり、ジャンボバイキングがあったりする開放的な場所です。

また木に囲まれたコースに入っていき、半周ほどします。
ここは、コース中で一番木に囲まれている場所なため、外からは車両がほとんど見えません。

そして、木のトンネルから出てくるようにしてサードドロップ!!
同時に、最下点で池の橋を渡ります。
このような構造は、としまえんの「サイクロン」にも似ていますね。

その後、またコースを半周ほどして、ブレーキ。ホームに到着します。

 乗車感想

乗り撮りの画像とともに、乗車感想を、順を追って書いていきます。

スタートするとすぐに巻き上げです。
この巻き上げは遅いうえに、非常に音が大きく、チェーンのギアの音がとても機械的なので、年期を感じます。
左手にはキッズタウンやジャンボバイキング、右手には木の中に沈んでいるコースを見ることができます。
巻き上げのあとは、少し下って助走を付けます。
ここがなかなかの落差で数メートルあり、ここだけでかなりの助走を付けます。 管理人が幼少期のころは、ここも結構な落差に感じた覚えがあります。

助走を付けたライドは、木々の間を半周します。
高度感を感じる場所で、風を切り気持ちの良い場所です。


そして、森に突っ込むようなファーストドロップ!!
角度が緩いため、落下感は全くもってありません。
が、このロケーションの中でのドロップはナガシマではなかなかないものなので、おすすめです。
最下点では振動が少しありますが、痛いほどのものではなく、全然気になりません。

ファーストの後は、またコースを半周します。
左手にはジャンボバイキングがすぐ近くに見えます。
視界が広くなり、開放的な場所です。
そして、セカンドドロップです。
ここも、落下感は皆無ですが、池につっこむような感覚が少しします。
次に、木々に覆われた中をまた半周ほどします。
のんびりとした気分にもなってきます。
その次にサードドロップです。
ここまで来ると、かなり落差が少なくなり、ちょっとつまらなくなってくるかもしれません。

池の橋を渡り、また少し上がります。
橋の金属音が響きます。

また半周ほどして、ブレーキになります。
以前のブレーキは、耳を覆いたくなるほどのブレーキ音でしたが、ここ数年は改善されて別のブレーキ形式になったのか、あまり音はしなくなりました。
ホームに帰ってきてみると、結構精神的にのんびりした気分になってます。
しかし、つまらない人にはほんとにつまらないかもしれません。

 まとめ

規模は小規模。完全にファミリー向けのコースターであることは確実です。
そのため、大人のコースター慣れした方にとっては、つまらないコースターかもしれません。

しかし、少し視点を変えてみましょう。
開園から40年以上、ナガシマの歴史はこのコースターと共に歩んでいること。
そして、そんなコースターがまだ現役で走り続けていること。それは凄いことだと思います。

それだけではありません。
木々に囲まれたコースレイアウト、それが故の風景のギャップ。
春夏秋冬で違う風景を見せてくれます。

リラックスして、体を完全にこのコースターにゆだねてみれば、また違ったイメージになるかもしれません。
管理人にとって、このコースターは癒し系のコースターです。

ちなみに、管理人が初めて乗ったコースターはこのコースターでした。
幼少期は、このコースターを本当に怖がっていましたww


最終更新日:09/12/04

このページについてご意見・ご感想等ある方はこちら