引きずりひき逃げ事故後に洗車07月24日 19時03分
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愛知県小牧市で２３日、約４００メートルにわたって車にひきずられたと見られる人が死亡し、トラックの運転手が、ひき逃げなどの疑いで逮捕された事件で、運転手が事故を起こしたあと、トラックを洗っていたことが警察への取材でわかりました。
警察は痕跡を消そうとした疑いがあると見て調べています。
２３日午前１０時ごろ、愛知県小牧市の県道で、約４００メートルにわたって車に引きずられたとみられる人が死亡しているのが見つかり、愛知県瀬戸市のトラック運転手、川本利光容疑者（６５）が、ひき逃げなどの疑いで、２４日朝逮捕されました。
警察によりますと、川本容疑者は、大型トラックで、一宮市内から自宅まで荷物を運ぶ途中だっと見られていますが事故を起こしたあと、瀬戸市内でトラックを洗っていたということです。
警察が防犯カメラの映像などをもとにトラックを割り出して瀬戸市内で見つけ、そばにいた川本容疑者から事情を聴いたところ「車を洗った」と話したということです。
警察は事故の痕跡を消そうとした疑いがあると見て、詳しいいきさつについて、さらに調べています。
一方、被害者について警察は乗っていた自転車の防犯登録から近くに住む８３歳の女性とみて確認を進めています。
現場の近くに住む会社員の男性は「このあたりは、トラックなどが頻繁に通るので危険な思いをすることがしばしばある。自分の親も高齢でよく自転車に乗るので心配だ」と話していました。