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 イスラエル軍が攻撃を続けるパレスチナ自治区ガザで24日に起きた国連運営の学校への砲撃で、国連の潘基文(パンギムン)事務総長は同日、「この行いを強く非難する」との声明を発表した。イスラエル軍とガザを実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘で増え続ける市民の犠牲に、双方に対する批判が強まっている。

 砲撃は24日午後、ガザ北部ベイトハヌーンの学校で起きた。数百人が避難していた建物を複数の砲弾が直撃。子どもや国連職員ら少なくとも15人が死亡し、200人以上がけがをした。

 イスラエル軍は現場付近で地上部隊がハマスの戦闘員と交戦していた事実は確認したが、詳細は「調査を進める」としている。