ゴールドマンが円建て仕組み債60億円を起債
7月25日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループが「スティーペナーノート」と呼ばれる円建ての仕組み債を起債した。投資家は日本の長短金利差が拡大すると見込んでいる。
ブルームバーグがまとめたデータによれば、ゴールドマンの特別目的会社シグナム・ファイナンス・ケイマン は今月、この仕組み債60億円相当を2回に分けて起債。2006年9月には地方公共団体金融機構が同種の証券を200億円相当発行している。
スティーペナーノートの投資家は、利回り曲線がスティープ化することで恩恵を受ける。長めの債券が値下がりするようなマクロ経済シナリオの下で有効となり得る戦略だ。
ゴールドマン広報担当の武部宮子氏(東京在勤)は22日の電子メールでコメントを避けた。
原題:Goldman Sells Most Yen Steepeners Since ’06 as Spread RiseSeen(抜粋)
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更新日時: 2014/07/25 12:57 JSTニュース一覧
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