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      4年ぶりにマイワシ漁

      4年ぶりにマイワシ漁

      東京電力福島第一原発の事故の影響で、漁の自粛が続いていた福島県沖のマイワシの漁が4年ぶりに再開されました。
      福島県沖のマイワシ漁は、放射性物質の検査の結果、安全性に問題はないとして、原発事故の前以来、4年ぶりに再開し、25日、水揚げが始まりました。
      25日は、流し網漁を行うために出港していた小型船18隻が午前1時過ぎに相馬市の松川浦漁港など3つの港に戻りました。
      マイワシは体長が20センチほどとやや小ぶりで、氷で冷やして一時保管されたあと、午前8時ごろから出荷に向けて漁港の荷さばき場に運び込まれました。
      漁協によりますと25日水揚げされたマイワシは、あわせて140キロあまりで、1回の水揚げ量としては例年に比べておよそ1割程度と大幅に少ないということです。
      漁協が行った検査の結果、マイワシからは、放射性物質は検出されなかったということで、25日中に地元のスーパーなどで店頭に並ぶほか、26日には東京の市場に出荷されることになっています。
      マイワシ漁について、漁協では今後の水揚げ量の状況をみて漁を続けるかどうか判断することにしています。
      24歳の漁業者の男性は、「小ぶりでしたが水揚げできたことは嬉しいです」と話していました。
      また63歳の男性は、「安全が確認された魚は、次々に水揚げしないとわれわれの漁は前に進んでいかない」と話していました。
      相馬双葉漁協のマイワシ試験操業委員長の高橋範雄さんは、「マイワシの魚群の反応があまりなく探すのに苦労しました。震災前のような水揚げを期待していましたがこれまでのマイワシ漁の中で魚が一番少ない状況でした」と話していました。

      07月25日 13時08分