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（写真：教えて！ウォッチャー）
世界遺産にも登録された富士山。5合目までは観光客も訪れる人気のスポットでもあります。この夏に富士山に行こうと計画している方もいるのではないでしょうか。
教えて！gooには、富士登山についてこんな質問が寄せられました。
「富士山に登るときの服装について」
質問者は、初めて富士山に登る予定です。厚手のジャケットが必要か、薄手のコートのようなもので良いのかなどを含め、富士登山での適切な服装を教えて欲しいとして質問しています。
■重ね着で冬の服装が基本
「地上との気温は22度の差があります。地上で30度でも山頂は8度しかありません。急な雨もありますし、かなり着込んでいくべきかと思います」（maiko0318さん）
kingyo_tyuuihouさんは、「登山の服装に関しては、レイヤードが基本になります。暑ければ脱ぐ、寒ければ着こむ。です」と回答。
そのうえで、「ご来光目的などなら深夜に長時間歩かずに止まっているケースが多いですから、（中略）…ダウンジャケットなどがあれば最も快適に過ごせます」としながらも、「常に風の遮る場所のない富士登山では風により体温を奪われますから、風を通さないアウターは一着必ず必要になります。これは合羽でも代用できます」と続けています。
また、UhaUha-Yonさんは、「富士宮口5合目（海抜2400m）の駐車場までは夏の服装に一枚薄い長袖を羽織ればよいと思います。（中略）…そして登り始めからの服装は、長袖・長ズボン（なるべく薄地）・ズボン下に好日山荘などで入手できる、ゴアテックス製の上下レインコートを着てください」と、段階的に着込んでいくことを勧めています。
夏であってもまるで冬のような気温の富士山。ダウンジャケットがあれば、深夜も快適に過ごせますが、荷物が多くなることを考えると、レインコートでアウターを代用するのも良いかもしれません。
■晴れていても雨具は必須
今回寄せられた回答では、雨具という言葉がよく出てきますが、晴れていても必要なのでしょうか。
「登山中に富士山は雲に覆われる時間も多く、雲イコール水滴なので、レインコートは必携で行かないと、服がビショビショに濡れて、登り降りが大変になります。天気予報が日本晴れでも必ずカバンに入れておくなりして、持って行ってください」（UhaUha-Yonさん）
「合羽は必須なんで、予算に応じて、できれば、ゴアテックス製のものを選ぶ」（ingyo_tyuuihouさん）
霧の心配もある富士登山では、雨具は欠かせないもののようです。ゴアテックスは防水透湿性素材のブランド名で、アウトドア用品の有名ブランドのアウターで、よく採用されている素材です。
「富士山は山登りを一度もしたことがない人間がはじめて挑戦するのにふさわしい山ではありません」とoigniesさんが言うように、気軽な登山とは考えずに、しっかりとした装備で富士登山に臨みたいですね。
1000本 ノッカーズ（1000 knockers）
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