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【大リーグ】

和田、本拠地デビューで黒星 制球難で5失点 次日は正念場

2014年7月25日 紙面から

◇パドレス8−3カブス

 次回の先発が早くも正念場となった。和田毅投手(33)は23日、地元シカゴでのパドレス戦でメジャー2度目の先発。4四球など4イニング0/3を5安打5失点で、メジャー初黒星(0勝)を喫した。

 制球が身上の技巧派が制球難では、勝負にならなかった。1回、先頭をストレートの四球で歩かせると、これがいきなりの2失点に直結した。3−3の同点に追い付いてもらった直後の5回は、先頭から7球連続ボール。和田を初めて見る本拠地シカゴのファンがざわついたほどだった。連続四球で無死一、二塁とすると左中間へ適時二塁打を浴び、この回1死も取れずに降板。ベンチに座ると、真っ青な顔で前を見詰めた。

 「先頭打者に四球など論外。言葉が出てこない。相手打者以前に、自分と戦ってしまった」。共同電によれば、和田は吐き捨てるように語った。

 トレードにより2枠空いた先発ローテは、とりあえず和田とヘンドリックスが埋めているが、結果が出なければ、ストレイリーとビーラーの有望株2人が取って代わる予定だ。レンテリア監督は「現時点では次回も先発してもらう」と語ったが、試合前に「どれくらい長く先発でいられるかは投球内容次第」と明言したように、気長に待つことはしない。

 登板後にビデオをチェックしたところ、投球フォームに原因が見つかったという。「修正して結果を残さないといけない。こんな投球を見せてはいけない」と和田。次がラストチャンスという覚悟で背水のマウンドに登る。

 

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