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【プロ野球】

原監督が竜の勢い警戒

2014年7月25日 紙面から

 25日からの中日3連戦(ナゴヤドーム)を前に、巨人・原辰徳監督(56)が「竜の勢い」を警戒した。4日から6日までの東京ドームでの対戦では3連勝したが、その時とお互いの状況が違っていると感じる指揮官。細心の注意を払って、敵地での3連戦に挑んでいく。

 「この前に(巨人が)3タテをしているし、逆に身を引き締めて戦わなければいけない」と原監督。24日、名古屋移動を前にJR新神戸駅で発した言葉には引き締めの思いがにじんでいた。巨人とすれば、通算400セーブを目前にした岩瀬を登板させない展開に持ち込みたいところ。「それが理想だが、なかなかそうはいかないよ」とポツリ。中日への警戒感をあらわにした。

 無理もない。後半戦のスタートが対照的だからだ。巨人は阪神に1勝2敗だったが、中日はDeNAに2勝1分け。3試合の得点でみると、自軍の5点に対し、竜は17点を奪った。中日戦はここまで9勝3敗と勝ち越しているが、ここまでもすべて紙一重の勝負だった。

 しかし、指揮官はひるんでいるわけではない。竜倒への布石は打った。名古屋到着後は投手だけではなく、不振の片岡や若手の野手がナゴヤ球場で練習。阿部ら主力は宿舎で英気を養った。前夜の勝利の後、「今年はあの手、その手、この手でね」と語った原監督。全員で竜の勢いを止め、さらなる首位固めを図っていく。 (川越亮太)

 

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