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事件
脱法ドラッグ工場急襲! 麻薬粉末やドラッグ450点押収 石川・七尾
2014.7.24 00:24
東海北陸厚生局麻薬取締部は23日、麻薬特例法違反容疑で石川県七尾市の倉庫を捜索し、麻薬粉末や脱法ドラッグ(危険ドラッグ)の原料とみられる植物片、製造に使う乾燥機や計量器など約450点を押収したと発表した。倉庫はドラッグの製造工場という。
厚生労働省が脱法ドラッグ製造工場を摘発するのは沖縄に続き2例目。
また麻薬取締法違反(麻薬の輸入)などの疑いで七尾市後畠町、映像クリエーター、岡田実容疑者(43)と、東京都稲城市向陽台、音楽等制作業、趙顕夫容疑者(48)を逮捕した。
同部によると、2人は「麻薬は輸入していない」と容疑を一部否認している。岡田容疑者は「趙容疑者とは約2年前に知り合い、作り方を指示されて1年ほど前から製造を始めた。ハーブ製品を製造しただけ」と供述している。
2人の逮捕容疑は6月中旬、中国から麻薬の粉末約500グラムを七尾市石崎町の岡田容疑者が借りていた部屋宛てに郵送させた疑い。
岡田容疑者らは、倉庫に資材や原料などを持ち込み脱法ドラッグを製造していた。製品は箱詰めにして東京や兵庫に発送しており、毎月百数十万円を売り上げていたとみられる。
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