ここから本文です
[PR] 

少額投資非課税制の対象、未成年も検討へ 菅官房長官

朝日新聞デジタル 7月25日(金)11時2分配信

 菅義偉官房長官は24日夕の会見で、少額投資非課税制度(NISA)について「対象者の拡充などを前向きに検討したい」と述べた。すでに現行年間100万円の非課税枠を倍増させたい意向を表明しており、現在は「20歳以上」となっている対象年齢の引き下げにも言及した格好だ。

【写真】セリフを募集している「とうしくん」と「めめたん」の一コマ漫画=日本証券業協会提供

 菅氏は、「1600兆円の個人の金融資産を有効活用し、日本経済の再生を進めていくために制度の拡充は進める必要がある」と強調した。NISAを株式市場の活性化にいかしたい安倍政権の意向を受けて、金融庁は8月にも拡充案の検討に入る方針。

 株式などへの投資のもうけに税金がかからない非課税枠を巡っては、甘利明経済財政・再生相が200万円、麻生太郎財務・金融相が240万円に拡大する案をそれぞれ訴えるなど、閣僚の発言が相次いでいた。


■アニメキャラや女優、若者向けPR

 1月から始まった少額投資非課税制度(NISA)だが、「投資は高齢者がやるもの」との意識が強いせいか若い世代の利用が伸び悩んでいる。証券業界はアニメのキャラクターや漫画を使った宣伝で、若者の興味をひこうとしている。

朝日新聞社

最終更新:7月25日(金)11時2分

朝日新聞デジタル

 

PR

Yahoo!ニュースタブレット版公式アプリ

注目の情報


PR

注目の商品・サービス