【BOX】村田、9・5メキシコ王者とプロ5戦目
2014年7月25日6時0分 スポーツ報知
◆プロボクシング ▽ミドル級10回戦 WBC世界同級11位・村田諒太―メキシコ同級王者・アドリアン・ルナ(9月5日・代々木第二体育館)
ロンドン五輪男子ミドル級金メダルで、WBC世界同級11位の村田諒太がプロ5戦目で、東京・代々木競技場第二体育館で9月5日にメキシコ同級王者のアドリアン・ルナと対戦することが24日、都内で発表された。当日は大橋ジム所属のWBC王者で、フライ級の八重樫東とライトフライ級の井上尚弥のダブル防衛戦が同じ会場で行われる。
今月中旬に米国でWBA同級スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(32)=カザフスタン=の合宿に参加した村田は、会見後の公開練習でストレッチと腹筋に約20分を費やし、1時間のジムワーク後は筋トレを30分間。重いメディシンボールを持ってのスクワットなど新メニューをこなした。ゴロフキンはストレッチだけで40分もあてるという。「自分は練習量が多いと思っていたが、自己満足だった。まだ足りてない」。29戦全勝26KOの名王者から「猛練習が君に自信を与え、君を強くする」との金言も受け、意識レベルも改革した。
プロで初めて現役チャンピオンを相手に迎える。「タイソン」の愛称を持つルナは昨年10月に国内王座を奪取。しかし、村田は「落ち着いてやればKOは必ず付いてくる」と自信。28日に約4週間の米国キャンプに旅立つ。(飯塚 康博)