敬老の日と寿命
9月15日は、敬老の日である。以前は敬老の日の前の祝日は、子供の日であった。子供から老人になるまで、休みなく働らかなければならないので、その間は休んではいられないと誰かが言っていた。ところが、いつのまにか、海の日という祝日が出来てしまった。

 余談はこれぐらいにして、毎年、敬老の日になると、全国の長寿の人がマスコミに紹介される。 毎年、感じるのだが、長寿の人に、肥満の人はいない。

 外務省の世界いろいろ雑学ランキングによると、人間の平均寿命の高い国は、日本(79歳)、アイスランド(78歳)、ギリシャ(78歳)、、、となっている。逆に平均寿命の低い国は、シエラレオネ共和国(39歳)、ギニアビサウ共和国(44歳)、アフガニスタン・イスラム国(44歳)、、、となっている。

 犬や猫の場合はというと、平成14年9月3日付 西日本新聞に「1994年の調査で、犬の平均寿命 10.1歳 猫の平均寿命 6.7歳。83〜86年の調査時より 犬 1.9歳 猫 2.4歳伸びる。 (東京農工大 林谷助教授調べ)」と記載があった。今は、もう少し伸びていると思われる。

 飼主さんから、犬や猫の平均寿命を聞かれた場合、犬は12歳ぐらい、猫は10歳ぐらいと私はいっている。
 ただし、人間でも、国によって平均寿命が79歳の国もあれば、39歳の国もある。この倍の差は何だろうか?
 動物も飼育環境によって、寿命に差が出ると思う。暑い日も寒い日も庭の犬小屋に、鎖でつながれ、食餌といえば、ご飯にみそ汁をかけたもの、フィラリアの予防もしていない、そのような犬が 5歳ぐらいで死んで、何故、平均寿命まで生きなかったのかと飼い主から聞かれたら、小動物の臨床をしている獣医師は、的確な答えを返すだろう。

 ゾウの時間・ネズミの時間という説がある。心臓は、ある回数をうつと寿命が来るというものである。読むとなるほどと思う。参考に読んでみるとおもしろい。