最低落札額は2兆2千億円 関空運営権の売却で国交相関西空港(上)と大阪空港 太田昭宏国土交通相は25日の記者会見で、関西空港と大阪(伊丹)空港の運営権売却の最低落札額を約2兆2千億円などとする入札条件を承認したと発表した。運営期間は2015年度からの45年間。運営会社側は、最低落札額の場合で年平均490億円を新関西国際空港会社に支払う。 太田氏は「国際拠点としての関空強化や、関西の経済活性化が大きく前進することを期待している」と述べた。また「運営権売却は成長戦略の重要な施策で一律に外資を排除することは適切でない」として、入札を日本企業に限定することには慎重な考えを示した。 【共同通信】
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