2014.7.25 05:05(3/4ページ)

8キロ減!楽天・星野監督、壮絶リハビリから復帰「諦めない」

練習中、笑顔を見せる楽天・星野監督(左)とジョーンズ(中央)。右は嶋=コボスタ宮城(撮影・土谷創造)

練習中、笑顔を見せる楽天・星野監督(左)とジョーンズ(中央)。右は嶋=コボスタ宮城(撮影・土谷創造)【拡大】

 「後半戦から絶対に戻ってやると(自分に)言い聞かせた。リハビリ中にすれ違った人が、俺の苦しむ表情を見て、ビックリして振り向いていたよ」

 手術から2週間後、イメージ通り歩けるようになった。休養前は階段の上り下りや、ベンチに座る際に、眉間にしわを寄せていたが、この日はまったくなかった。

 リハビリ中には、ヤンキースの田中将大投手(25)が右肘靱帯の損傷で離脱した。「(登板間隔は)中5日で120球がいい。最近の投手はトミー・ジョン(靱帯再建手術)が多い。中4日で100球は無理」と持論を展開。これはレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)の主張とも重なる。

 「痛みはない。こんなだったら、早くやっておけばよかった」。笑顔と星野節が戻った。「チームが浮上してこそ、完全復活だ」と、勝負師の顔にもなった。練習前のミーティングでは選手にこう語りかけた。

【続きを読む】