８キロ減！楽天・星野監督、壮絶リハビリから復帰「諦めない」

ウオーミングアップ中、星野監督（後方中央）はノックバットを手にコーチ陣とミーティング。現場に落ち着きが戻った（撮影・土谷創造）【拡大】

　スタスタ、スタスタ。足取りが軽い。気温３２度。蒸し暑い本拠地に、星野監督が帰ってきた。ノックバットで素振りをし、打撃ケージの後ろに立ち、積極的に動いた。

　「いやあ、ブラジルは遠かったよ。（Ｗ杯で）日本が負けても見ていたからな。ブラジルはさわやかだった」

　休養中はブラジルでサッカー観戦していたとばかり、ジョークで約１００人の報道陣を笑わせた。５月２６日にチームを離れ、６月中旬に難病の胸椎黄色靱帯骨化症と腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。その後１週間は激痛で眠れぬ日々。そしてリハビリ。体重は手術前の９０キロから８キロ減った。担当医に「とにかく歩け」と指示され、体にムチを入れた。

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