レシートデータ入力代行+クラウド会計ソフト=経費処理全自動!?
みなさん、「経費」や「家計」の管理はどうしていますか?
レシートや領収書を保存しておいて後から、家計簿アプリや会計ソフトなどに入力しているという方も多いのではないでしょうか。
数多くの家計簿アプリや会計ソフトがありますが、今回はスマホのカメラでレシートを撮って送信するだけで家計簿を作成できる「Dr.wallet」と、無料から高機能が使えるクラウド会計ソフト「freee」をご紹介します。
▼家計簿データ入力代行!Dr.wallet(ドクターウォレット)
すでに各所で話題になっているこの2つのサービス、ご存じの方も多いと思いますが、「Dr.wallet」のビジネス用アカウントとクラウド会計ソフト「freee」は連携できるようにもなっているんです。
つまりは…
スマホで撮ったレシートや領収書のデータを
↓
自動で仕分けして
↓
記帳まで完了!
という、夢の「経費処理 全自動化」体制を作ることも可能…!?
ほんとに自動?「Dr.Wallet」の使い勝手は?
「Dr.Wallet」の使い方は簡単!
1.アプリを立ち上げたら、カメラボタンを押す。
2.ガイド線などもないので、適当にカメラでレシートを撮る。
3.送信する。何枚か連続で撮影して、まとめて送信することも可能!
作業は以上ですが、「Dr.Wallet」の特筆すべき点はここから。
なんといっても、レシートの読み取りが「人力」であるということ。
利用者がスマホで撮影して送信したレシートの情報は専門のオペレーターが1件1件目で確認をしてデータ化され、「交通費」「食費」「交際費」などに分類されているのです!
そのため自動機械読み取り機能(OCR)のみで運用されているレシートデータ化サービスに比べて、格段に精度が良く正確です。
とはいえ、
ほんとにレシートを撮るだけでOKなの?
良いといっても、結局ちょくちょく修正がいるのでは?
まだ使ったことがない方にとっては、こんな感想でしょう。
Dr.Walletの使い方ガイドにも、
“ぜひレシートをもらったらどんどんDr.Walletで撮影してみてください!きっと、その簡単さに感動するはずです!”とあったので、お言葉に甘えて、いろんな種類のレシートや領収書を集めて試してみました!
「人力読み取り」vs「イレギュラーなレシート」
1.まずは普通のレシート
店名、金額はもちろん、商品名まで反映!
コンビニで食料品のお買い物なので、「食費」として分類されました。
2.カード明細
クレジットカードで支払った時にもらえる、カードの明細。
店名から「外食費」としてきちんと分類されました。
3.横書きの領収書
横書きタイプの領収書でもばっちり。
「ご飲食代」という但し書きから、「外食費」に分類されました。
4.半券タイプの領収書
券売機があるお店でもらえる、半券タイプの領収書もOK!
店名や日時が同じであれば、複数枚一緒に撮影しても、1つのレシートとして扱ってくれます。字が読み取れるのであれば、何枚でも一緒に写してOKだそうです!便利!
5.ななめに撮影してしまったレシート
ななめに写ってしまったレシートも、きちんと反映されました。
駐車場のレシートなので「交通費」と、分類もばっちり。
ただし、普通のレシートよりも反映までに時間がかかりました。
6.上下逆に撮影してしまったレシート
7.しわしわのレシート
多少、しわがついてしまっていても大丈夫!
(多少じゃない気が・・・いらいらしちゃった!?)
8.汚れてしまったレシート
がっつり汚れてしまっていても大丈夫!
(な、なにがあったんだ・・・!)
9.手書きの領収書(メモ)
こんな走り書きのようなメモでも、金額、日付、容を読み取って分類!
(オフィスグリコで5個は買いすぎ・・・!?)
10.モニター上の領収書
モニターに映した領収書の写真を撮って送信。
こちらもばっちり反映してくれました!
ほんとにスマホで撮って送るだけだった!
上記に掲載したものも含めて30件ほど登録してみましたが、レシートの情報の読み取りミスはゼロ!
精度はなんと、99.98%なんだそうです。
そして、賢い!さすが人の目で見ているだけあって、イレギュラーにもしっかり対応してくれているし、分類も大きなずれもありません!
もちろんデータは後から修正も可能で「外食費→交際費」「食費→嗜好品」など、より詳細に区分けすることもできます。「最も入力が簡単な家計簿」のキャッチコピーは、伊達じゃない!しかもこの機能、月100枚までは無料で使えるというから驚きです。
freeeと連携させて使いたい場合は、「Dr.Walletビジネス」の契約が必要で、月額4,000円です。
Dr.Walletビジネスは下記の機能が利用可能です。
✓月200枚までは追加料金なし
✓「freee」との自動連携
✓CSVや各種会計ソフトへのデータのエクスポート
▼Dr.Walletビジネス
freeeとの連携もカンタン!
Dr.Walletビジネスとfreeeの連携は2ステップ。
freeeのアカウントがない場合は開設します。
無料プランとがありますが、機能面での違いはありません。
無料プランは、
✓データの保存期間が1か月
✓チャットサポートが最初の1週間のみ
個人事業主プランは、
✓データ保存無制限
✓チャットサポートが継続して利用できる
✓青色申告対応の決算書を作成できる
という特徴があります。
後からアップグレードもできるので、ひとまず無料プランでもOK。
ログインしたら、「その他連携サービス」からDr.walletビジネスを選択追加し、Dr.walletビジネスのID/PASSを入力します。
同期の方法は
・自動同期+手動同期(定期的に自動で明細を取得)
・手動同期のみ(ボタンを押したときにのみ明細を取得します)
を選択可能です。
そして、Dr.walletビジネス の「口座」と「カテゴリ」を、それぞれfreeeの「口座」と「勘定科目」へマッチング設定を行います。
例)食費→会議費、外食費→交際費
さらに便利なポイントは、「データを同期しないカテゴリ」を設定することも可能なところ!
例えば、個人的な「嗜好品」は会計ソフトには連動させないなんてこともできるんです。
加えてfreeeでは、家賃、水道光熱費、通信費など、仕事用/プライベート用できっちり分けられない経費についても「家事按分」の割合をあらかじめ設定することができるので、自宅でもお仕事をしているフリーエンジニア&クリエーターは活用したい機能です。
勘定科目とのマッチング設定や使い方に迷った際は、チャットサポートに質問してサポートスタッフと一緒に行うことも可能とのこと。
アカウント開設一週間以内であれば無料プランであってもチャットでのサポートを受けられるうえ、サポートを続けて受けられる標準プラン(個人事業主 月額980円)も3か月無料で試すことができるので、慣れるまでしっかり活用させてもらうのがオススメです!
以上で、「Dr.walletビジネスにレシートを送信すれば、自動的にfreeeの会計帳簿に載る」という、「夢の経費処理 全自動化」が完了!
節約できた時間で、geechsマガジンやおだんみつtwitterで情報収集したり、21cafeでのイベントに参加して、さらに稼げるフリーエンジニア&クリエーターを目指してくださいね♡
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