ウクライナ首相が辞任、MH17便調査への影響に懸念

2014年07月25日 07:54 発信地:ドネツク/ウクライナ

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×ウクライナ議会で発言するアルセニー・ヤツェニュク(Arseniy Yatsenyuk)首相(2014年7月24日撮影)。(c)AFP/PRIME MINISTER PRESS-SERVICE/ANDREW KRAVCHENKO

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【7月25日 AFP】ウクライナのアルセニー・ヤツェニュク(Arseniy Yatsenyuk)首相は24日、連立与党が崩壊したことを受けて辞任した。同国では東部の親ロシア派武装勢力の鎮圧も難航しており、政局はますます混迷を深めつつある。

 首相辞任という衝撃の発表は、親露派掌握地域で起きたマレーシア航空(Malaysia AirlinesMH17便墜落について各国の専門家らによる複雑な調査が実施されている東部の混迷に、さらに追い打ちをかける格好となった。

 ヤツェニュク首相は辞任の理由について、複数の政党が連立から離脱したことにより「議会の連立が崩壊し、政府の主導能力が阻害された」ためとしている。

 連立与党の崩壊により、ペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)大統領が30日以内に早期の総選挙実施を発表する見込みが強まった。(c)AFP/Dario THUBURN with Hui Min NEO in Kiev

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