「月〜金で定年まで働くが当たり前」なのはやっぱりおかしい:『安住紳一郎の日曜天国』を聞いてゆとりが考えること

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これ、新社会人ならみんな思うことなんでしょうか?

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TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』の2014年7月20日放送分より。

 

先日、人材派遣事業を行っている株式会社ビースタイルが新たな人材派遣サービス「ゆるい就職」を始めたことで話題になりました。

ざっくり説明すると、”週3日働いて、残りの4日で遊ぶなり休むなり、他の仕事に勤しむなりといった、新たな就業の形を実験的に取り組んでいこう”というものです。

「週休2日」 が当たり前となっている現代において、このような働き方は未来的でこれまであまり受け入れられてこなかったわけですが、新しいワークスタイルとして期待も込めて好意的なリアクションも多いようです。

そんななか、7月20日に放送された『安住紳一郎の日曜天国』にて安住紳一郎アナが語る「週に5日も会社に来てはたらく」ということに驚いた、というお話が印象的だったのでご紹介します。

たしかにこれを聞くと、「これが当たり前なのはちょっとおかしくね?」と思うような方が出てきでも不思議ではないと思いますね。

安住紳一郎の日曜天国

 

しゃべるひと

 

安住:夏休みですね。

中澤:夏休みですねぇ〜。

安住:いろんなことするんでしょうかね〜。

これは毎年言ってるんですが、社会人になると定期的な夏休みっていうのは申請しない限りは取れませんからね。

中澤:ははは(笑)

安住:学校に通っているときは、7月、12月になると長期休暇が当たり前のように付与されますけどね。

中澤:「付与」(笑)

安住:私も、社会人になって驚いたのは4月に月曜から金曜の勤務が始まって、「えっ、これを私は60歳まで月〜金でずっと来なきゃいけないの!?ここに!?」と思ったときに、初めて「あぁ〜、結構厳しいぞ!?」と思いましたね。思いますよね?

中澤:そうでしたねぇ(笑)

安住:「えぇっ!?」と思いますよね。「あれっ?」って。

中澤:思いましたねぇ。

安住:ずーっとですもんね。

中澤:「始まっちゃったんだな、これ」と思って。

安住:びっくりしました。未だに覚えています。冷静に考えると、これは「ずーっと!?60歳まで!?月曜から金曜に来なきゃいけないんだ!」と思って(笑)

「ひぇ〜」って思いましたけど。

 

ぼく自身、会社に所属したことがないのでこの感覚はわからないんですけど、多くの新入社員が思うことなんですかね、これって。

よく考えると、月金で毎日8時間、多くの場合はそれ以上働き続けて週に2日しか休みがない状況って、冷静に考えると「あれ?辛くね?」って思うわけですよ。加えて、ほぼ全ての日本の企業がそのような勤務形態を採用しているので、それが「当たり前」だと思い込んでしまうんですよね。

実際、ぼくも幼い頃から「『働く』というのは、月曜から金曜に会社に行って仕事をすること」だと思い込んでいました。しかし、主にコンピュータの発展により仕事のありかたや個人レベルの働き方が大きく変わりつつある昨今、「それが全て」と思い込んでしまうのは時代遅れではないかと思います。先日紹介した、パソコン一台で世界中で仕事をしている阪口祐樹さんの例がありますし、働き方はもっと多様にあっていいはずですよね。

ですので、冒頭で紹介したような「ゆるい就職」のような新しいワークスタイルというのは個人的には大歓迎です。こういう動きがどんどん増えれば、「60歳まで、月〜金で会社に来て働かないといけないのか…」と絶望するような人も減っていくのではないかと思います。

仮に優秀な人であれば週3で凡人が週5で働いた場合以上の成果を出して、それ以外はゆっくり、みたいなことも考えられるわけですからね。むしろ、「働いた日数」という概念すら消え失せる可能性だってあります。

「まだ働いたこともないくせにごちゃごちゃ抜かすな」という意見は最もなので、ぜひそういった先輩方の意見を参考にしたいですね。「月〜金でずーっと働くのが当たり前なのはおかしくね?」と思ってしまうゆとりについて、現に働いている方々がどういうふうに思われるのかぜひ意見をお伺いしたいです。

 

番組情報

安住紳一郎の日曜天国

放送時間:10:00~12:00(日)

 

つまみのひとこと

つまみ左

  ずーっと家でごろごろしていたい

 


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