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消費者物価指数 13か月連続の上昇
7月25日 8時40分

消費者物価指数 13か月連続の上昇
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先月の全国の消費者物価指数は、テレビが値上がりしたことなどから、生鮮食品を除いた指数が前の年の同じ月を3.3%上回って、13か月連続の上昇となりました。

総務省の発表によりますと、モノやサービスの値動きを示す先月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、平成22年を100とした指数で103.4となり、前の年の同じ月を3.3%上回りました。
上昇率は、32年ぶりの高い水準となった5月からは、0.1ポイント縮小したものの、上昇は13か月連続となりました。
これは、この夏のボーナス商戦で投入されたテレビが値上がりしたことや、電気料金やガソリンといったエネルギー関連で、前の年に比べた価格上昇が続いていることなどによるものです。
また、先月の全国の消費者物価指数は日銀の試算では、消費増税だけで2%程度押し上げられるとされていて、今回、これを当てはめた場合、増税分を除いた上昇率は1.3%程度とみられます。
一方、今月の東京都区部での消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が前の年の同じ月を2.8%上回って、15か月連続の上昇となりました。
総務省は「全国の先行指標となる東京都区部の速報値では、変動の大きい生鮮食品とエネルギー関連を除くと上昇率が拡大する傾向にあり、物価の上昇基調は続くとみられる」と話しています。

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