Yahooプロモーション広告とGoogleアドワーズはどちらに出した方が良い?
こんにちは、WEBマーケッターの荒木です。
リスティング広告を始めたいという人から良く聞かれるのが、
「Yahooプロモーション広告とGoogleアドワーズはどちらに出した方が良い?」
という質問です。
正直一番困る質問で、答えようがありません。
スマートフォンの普及により、検索エンジンの利用者傾向も変わりつつある
これまでは、
- Yahoo=女性やライトユーザーのほうが利用する傾向が強い
- Google=若年層やネットリテラシーが高いユーザーのほうが利用する傾向が強い
という印象がありました。
リスティング広告においても、このような傾向を頭に入れつつ、使い分けをしていたところもあります。
しかし、近年はスマートフォンの普及により、検索エンジンの利用者傾向も変わりつつあります。
株式会社アイレップさんの調査によると、スマホとタブレット端末ではGoogleの利用者がYahooの利用者より多いという結果に。
一方で、PCではYahooの利用者がGoogleの利用者より多いという結果になっています。
[参考]第2回 デバイス別、インターネット&検索エンジンの利用実態に関する調査
このことから分かるように、一概にどのジャンルだからYahooが良いとかGoogleが良いとか言えなくなっているのです。
キーワードアドバイス(見積もり)ツールで検索ニーズとクリック単価を調べよう
そこで、リスティング広告を出す判断基準になるのが、キーワードアドバイス(見積もり)ツールです。
キーワードアドバイス(見積もり)ツールは、Yahooプロモーション広告とGoogleアドワーズどちらにも用意されています。
こちらのツールを使うことにより、
キーワードに対する検索数(ニーズ)やクリック単価を予測することができるので、
どちらに出した方が良いかという判断基準にもなります。
例えば「結婚式 費用」というキーワードで調べてみると
▼Yahooプロモーション広告 キーワードアドバイスツール
▼Googleアドワーズ キーワードプランナー見積もりツール
こちらを見る限りでは、Googleのほうがキーワードに対する検索数(ニーズ)が多くクリック単価が低いので、費用対効果という点から考えるとGoogleアドワーズのほうが狙い目かもしれません。
ただし、こちらもあくまで予測の数字であり、実際広告を出してみるとまったく違ったというケースも少なくありません。
また、検索数が多いからといって、コンバージョン率が高いわけでもありません。
結局のところ、実際にリスティング広告を出してみないと分からないのです。
まずは少ない予算で両方に広告を出して、効果測定したほうが良い
私がおすすめするのは、少ない予算で構わないので、
まずはYahooプロモーション広告とGoogleアドワーズの両方に広告を出して効果測定してみることです。
この時にたくさんのキーワードを詰め込んでしまうと、すぐに予算を使い切ってしまいますので、主要キーワードのみを登録するようにしましょう。
1ヶ月もすれば、ある程度のデータがとれるはずです。
- Yahooプロモーション広告のほうが圧倒的に費用対効果が高いということであれば、Yahooプロモーション広告のみに広告を出してみるのも良いでしょう。
- どちらも捨てがたいということであれば、データをもとに上手く予算配分をして、両方運用していくのがベストだと思います。
どちらにしても、すぐに判断することは難しいので、効果測定をしながら上手くバランスをとって運用していくことをおすおすめします。
Yahooプロモーション広告とGoogleアドワーズには、さまざまな機能的な違いもありますので、まずは公式サイトをご覧下さい。
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著者情報
荒木 厚/アラキアツシ
デザイン会社、WEB運営会社を経て、「スイッチ」を設立。 市場調査からマーケティング戦略の立案、インターネット広告を活用したWEBプロモーションなど、商品サービスがブランド化されるまでのトータルプロデュースを行う。 スイッチ 代表@熊本
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