できごと【号泣県議の政務活動費疑惑】号泣会見「すべきでなかった」、「出張行ってないことにして構わない」 議会調査に野々村氏2014.7.24 22:26

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できごと

【号泣県議の政務活動費疑惑】
号泣会見「すべきでなかった」、「出張行ってないことにして構わない」 議会調査に野々村氏

2014.7.24 22:26 westセレクト

 政務活動費の不自然な支出で辞職した野々村竜太郎・元兵庫県議(47)が、議会の聞き取り調査で「(日帰り出張で)城崎温泉(同県豊岡市)などに行っていなかったことにしても構わない」などと発言していたことが24日、分かった。初当選以降、日帰り出張と県庁への登庁が重なる日が8日あることも同僚議員の調査で判明した。

おまいう発言「収束させても良い…」、登庁してた3日間を“日帰り出張”

 聞き取り調査は、議会事務局職員らが今月実施。野々村氏は平成25年度の1年間で195回の出張や切手の大量購入について、「間違いない」とする姿勢を崩さなかった。

 しかし、議会関係者によると、職員が苦情の電話が相次いでいることを伝えると、野々村氏は「一刻も早く収束するなら、城崎温泉などに行っていないとか、切手を買わなかったことにしても構わない」と回答。職員が「本当のことを言ってください」と問いただすと、黙り込んだという。

 また、同県の丸尾牧県議(無所属)によると、議員控室の職員が作成する登庁記録に23~25年度、野々村氏が日帰り出張したとする日に登庁した日が8日あった。このうち3日は、職員の退庁時間後も在室していたという。

 丸尾氏は24日に会見し、「登庁日に出張するのは不可能ではないが、滞在時間が短くなるなど疑問だ。野々村氏と同じ控室にいたが、疲れた様子はなく、きつい出張を繰り返しているようにはまったく感じられなかった」と話した。

 またほかに、「重箱の隅をつつくようなことを言われては誤りもある」と開き直るような発言をし、号泣した会見については「すべきではなかったと思っている」と話したという。

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