中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

村田諒太が9・5プロ第5戦

2014年7月25日 紙面から

トレーニングで気合の入った表情を見せる村田諒太=東京都新宿区の帝拳ジムで(武藤健一撮影)

写真

 WBC世界ミドル級11位の村田諒太(28)=三迫=が9月5日、東京・代々木第二体育館でプロ第5戦目に臨むことが24日、東京都内で発表された。相手はメキシコのミドル級王者でWBC22位のアドリアン・ルナ(24)=メキシコ。当日はWBC世界フライ級王者八重樫東と同ライトフライ級王者井上尚弥(ともに大橋)の防衛戦もあり、3大ビッグマッチとなる。

 村田のプロ5戦目の相手として、米大手プロモーションのトップランク社から5人の候補が挙げられた。だが、国内プロモートを担当する帝拳側が「もっと強い相手を」と拒否し、独自に調査。その結果、ルナに落ち着いた。ルナは「タイソン」の異名をとり、17勝(11KO)2敗1分で将来を期待されるホープとされている。村田は「つまずくような相手じゃない。米国合宿でいろんなことを学んだ。成長したところを見せたい」と自信のコメント。

 8日に渡米し、20日に帰国。米ロサンゼルス近郊ビッグベアのサミットジムで、WBA世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の合宿に参加した。ゴロフキンはミドル級最強といわれ、29勝無敗26KO。村田はその世界的ボクサーと1ラウンド4分、計9ラウンドのスパーリングをし、直々に練習法の指導も受けた。

 「ぼくの練習はまだ自己満足だった。自信、余裕、強さに、ハードトレーニングの裏付けがあるのを知った」。この日も随所に取り入れたゴロフキン直伝の練習メニューを消化。28日に再渡米し、ロスのビッグベアとラスベガスで実戦練習に入る。ルナを相手にゴロフキン効果を見せそうだ。(竹下陽二)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ