彼女を喪失して苦痛で…三鷹女子高校生殺害

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彼女を喪失して苦痛で…三鷹女子高校生殺害

< 2014年7月25日 2:49 >


 東京・三鷹市の女子高校生ストーカー殺人事件で殺人などの罪に問われている元交際相手の男の裁判員裁判で、男は殺害の動機について、「未来に絶望し苦痛から逃れるためだった」などと述べた。

 池永チャールストーマス被告(22)は去年10月、三鷹市で、元交際相手で当時高校3年の女子高校生をナイフで刺して殺害した罪などに問われている。24日に行われた弁護側の被告人質問で、池永被告は殺害の動機について尋ねられると、「彼女が他の男性と交際していることを知り、身が焦がされるような思いでした」と当時の心境を語り、さらに「未来にも絶望していたので、苦痛から逃れるために、彼女の死、殺害を意識するようになりました」と述べた。

 また、事件直後に、女子高校生の画像をインターネット上に公開したことについては、「自分と彼女がつきあっていたという事実を半永久的に残そうと思った」と説明した。

 一方、検察側から殺害の動機について質問されると、「彼女を喪失して苦痛で、もっとも安易な解決です」「恨みに近い感情になりました」などと述べた。

 検察側の被告人質問は来週も引き続き行われる予定。

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