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パナソニック、給湯器103万台リコール エコキュート
朝日新聞デジタル 7月25日(金)6時31分配信
パナソニックは2003年11月〜13年1月に製造した家庭用給湯器「エコキュート」計103万台をリコール(無償修理・部品交換)する。同社はエコキュートのトップメーカーで、国内の約4分の1が対象となる。25日に窓口を設け、対応を始める。
熱を生み出す圧縮機という部品が破裂する事故が14件起きていた。リコールは期間中に製造した全208機種が対象。103万台のうち、自社ブランドの「ナショナル」「パナソニック」が98万台で、他社ブランドの「コロナ」「ユーリッチ」が計5万台。無料で点検し、対策をする。
最初の事故は、13年1月に兵庫県の住宅で起き、これまでに14件あった。このうち、5件は圧縮機の破裂で近くにあったものが壊れたが、けがをした人はおらず、火事もなかったという。パナソニックによると、原因は金属でできた圧縮機の腐食。機器の底板に塩分を含んだ水がたまると、圧縮機を覆う防音材が吸い上げ、腐食が進んだとみられるという。
「エコキュート」は、大気中の熱を集めてお湯を沸かす省エネ型の給湯器に各メーカーが共通でつけている愛称。全体では01年以降に計430万台以上が販売された。
朝日新聞社
最終更新:7月25日(金)6時31分
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