「彼女を失う苦痛から…」三鷹・ストーカー殺人(07/25 00:05)

 東京・三鷹市で女子高校生を殺害した罪などに問われている男の裁判で、男は「彼女を失う苦痛から逃れるために殺害を意識した」と話しました。

 池永チャールストーマス被告(22)は、24日の被告人質問で、女子高校生の殺害の動機について「彼女が他の異性と交際することで、身が焦がれる思いで将来を悲観し、こうした苦痛から逃れるために殺害を意識するようになった」と語りました。また、「彼女は心の引き出しをすべて満たしてくれた。彼女のいない人生は空虚そのもの」と顔を紅潮させながら語り、今の気持ちを問われると「後悔」とだけ答えました。一方、証人として出廷した臨床心理学の専門家は、「池永被告が幼少期に虐待を受けていたことが自己の形成を阻害した」と指摘したうえで、「今も強い罪悪感を持てていない」などと話しました。

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