アルジェリア航空とフランスの当局者は24日、ブルキナファソからアルジェリアの首都アルジェに向かっていたAH5017便がマリで墜落した模様だと発表した。

アルジェリア航空5017便はブルキナファソのワガドゥグ空港を離陸後、消息が分からなくなっていた(写真は同空港公式サイトから) Zuma Press

 同機はブルキナファソの首都ワガドゥグを出発した後、行方が分からなくなっていた。

 アルジェリアの民用航空局の担当官は同国テレビ局のインタビューで、AH5017便が墜落前にニジェール上空を通過したと語った。

 フランスのキュビリエ運輸担当相は記者団に対し、墜落機が消息を絶ったのはイスラム武装勢力とマリ政府・フランス軍の戦闘が続くマリ北部だと述べた。

 アルジェリア国営通信によると、墜落したのはボーイングMD-83型機で、乗客110人、乗員6人が搭乗していた。離陸の約50分後から連絡が取れなくなっていた。乗客のうち最大50人がフランス国籍、乗員は全員がスペイン国籍だった。

 同機の運航はスペインのスイフトエアーが担っていた。