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最終更新:2014年7月24日(木) 12時34分

三鷹ストーカー殺人公判、被告を心理鑑定の大学教授が出廷

 東京・三鷹市で起きたストーカー殺人事件の裁判で、被告の心理鑑定を行った大学教授が出廷し、「被告は被害者との別れによって自分が消滅してしまうとの危機感から犯行に及んだ」と証言しました。

 池永チャールストーマス被告(22)は、去年、元交際相手の女子生徒(当時18)をナイフで刺して殺害した殺人などの罪に問われています。24日の裁判には、弁護側の依頼で池永被告の心理鑑定を行った大学教授が証人として出廷し、事件の背景について「被告にとって被害者との別れは自分が消滅してしまう危機感を抱かせ、相手を支配してでも関係を継続させようという強いこだわりを持たせた」と分析しました。池永被告は起訴内容を認めていますが、弁護側は「幼少期に受けた虐待が事件に影響している」と主張しています。

 午後からは、池永被告本人への被告人質問が行われます。(24日11:36)

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