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PR 2014/7/15
不祥事続出といえば司法の世界も似たようなものである。週刊文春は静岡地検の糸山隆検事正(57)がセクハラで更迭されたが、被害者が職場の部下ということだけしか報じられていないと、その生々しいセクハラぶりを明らかにしている。
<「被害者は静岡地検の若手女性検事です。今月初旬、職場同僚の少人数の宴席があり、泥酔した糸山検事正を検事正公舎まで送るために、女性検事と男性職員の二人がタクシーに同乗したところ、糸山検事正が女性検事の胸をむんずと揉んだそうです。女性検事は上司に報告、目撃者があったこともあり、直ちに東京高検から最高検、法務省へと報告が上がった」(社会部デスク)>
しかも、静岡地検では昨年6月に、女性事務官が同棲中の男と山口組系暴力団幹部に捜査情報を漏らしたとして逮捕されたばかり。そこへ乗り込んで「県民の信頼を回復する努力をする」と会見でいっていた当人がセクハラでは信用失墜の上塗りである。
(続く)
元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。
【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか
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