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アルジェリア機「マリ北部で墜落とみられる」
7月25日 4時39分

アルジェリア機「マリ北部で墜落とみられる」
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西アフリカのブルキナファソからアルジェリアに向かう途中消息を絶ったアルジェリア航空の旅客機について、最も多くの乗客が乗っていたフランスのファビウス外相は、2つの国の間に位置するマリの北部で墜落したという見方を示しました。

この旅客機はアルジェリア航空の5017便で、現地時間の24日午前1時すぎにブルキナファソの首都ワガドゥグを出発し、アルジェリアの首都アルジェに向かう途中で消息を絶ちました。
この旅客機には乗客110人乗員6人が乗っており、乗客のうち半数近い51人がフランス人でした。旅客機が消息を絶っていることについて、24日に記者会見したフランスのファビウス外相は「いかなる痕跡もまだ見つかっていないが、おそらくマリ北部のガオ周辺で墜落したとみられる」と述べました。
またファビウス外相は、マリの隣国ニジェールにあるフランス軍の基地から偵察機2機を現地に派遣し、アルジェリアや国連とともに旅客機の捜索にあたっていることを明らかにしました。
またフランスのオランド大統領も会見を開き「飛行機を見つけ、家族に情報を提供するためあらゆる手段を講じる」と述べて、旅客機の捜索に全力を尽くす考えを強調しました。

乗客と乗員は計15か国

AP通信は、ブルキナファソの運輸相の話として、乗客・乗員116人の国籍を伝えました。
それによりますと、▽フランス人が51人▽ブルキナファソ人が27人▽レバノン人が8人▽アルジェリア人が6人▽カナダ人が5人▽ドイツ人が4人▽ルクセンブルク人が2人、それに▽スイス人▽ベルギー人▽エジプト人▽ウクライナ人▽ナイジェリア人▽カメルーン人▽マリ人が、それぞれ1人ずつとなっています。
また、乗員6人はいずれもスペイン人だったということで、消息を絶ったアルジェリア航空の旅客機に乗っていた人の国籍は合わせて15か国に上りました。

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