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国際宇宙ステーションから見たガザ侵攻「これまでに撮った中で最も悲しい写真」

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国際宇宙ステーションからガザ地区を撮影したこの驚くべき写真は、現地時間7月23日に、宇宙飛行士のアレクサンダー・ゲルスト氏がTwitterに投稿したものだ。

ゲルスト氏は、欧州宇宙機関(ESA)に所属する38歳のドイツ人で、現在は地表から320キロメートル上空の軌道上にある国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗中だ。

同氏はこの画像について、「これまでに自分が撮った中で最も悲しい写真」だと述べ、「いくつもの爆発や、ガザとイスラエルの間を飛び交うロケット弾が見えた」と付け加えている。

ガザでの激しい武力紛争は、すでに2週間以上も続いている。報道によると、650人以上のパレスチナ人と25人のイスラエル人が戦闘で死亡している。

7月23日には、国連人権理事会が、イスラエルの軍事作戦を非難する決議案を採択(決議案に反対したのはイスラエルを擁護するアメリカだけで、日本やヨーロッパ各国は棄権)。民間人居住地域への空爆など違法行為があった可能性について国際的な調査機関を派遣することになった。

以下のツイートは、パレスチナ自治区の都市ラマッラーにある国連ビルの前で、ガザ侵攻に抗議するために置かれた多数の棺の写真を投稿している。

一方、以下の写真は、ガザ地区で死亡した23歳のイスラエル陸軍士官、ナタン・コーヘン氏の葬儀で、嘆き悲しむ親族と友人たちだ。葬儀は、7月23日にイスラエルのモディーン市街で執り行われた。


GIL COHEN MAGEN/AFP/Getty Images

[Paul Vale(English) 日本語版:水書健司、合原弘子/ガリレオ]

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