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財投運用2.9%増=海外インフラ融資が寄与−13年度

 国から政府系金融機関などに対する2013年度の貸し出し実績を示す(財投)の運用額は15兆1637億円で、前年度と比べ2.9%増えたことが24日、明らかになった。国際協力銀行による海外インフラ向け融資の伸びなどが寄与した。
 財務省は、25日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会に運用報告書を提出する。
 一方、13年度末時点での財投残高は、前年度末比3.7%減の169兆2611億円と13年連続で減少した。過去の貸し出しの回収が進んだことが主因で、ピーク時の00年度末(417兆8139億円)に比べ約4割の水準に落ち込んだ。
 財務省は財投について「量から質への転換を図る」(幹部)考え。安倍政権が掲げる成長戦略を押し進めるため、地方活性化などを念頭に政府系機関や自治体への資金供給を行う方針だ。(2014/07/24-21:20)



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