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【大リーグ】

ヘドリーが移籍初戦でサヨナラ打 球団71年ぶりのレアケース

2014年7月24日 紙面から

◇ヤンキース2−1レンジャーズ

 【ニューヨーク穐村賢】5時間近い長丁場となった22日のレンジャーズ戦にけりをつけたのは、パドレスとの交換トレードでこの日移籍してきたばかりのチェース・へドリー三塁手(30)だった。延長14回1死一、三塁。カウント1−1からの3球目、外角への89マイル(約143キロ)シンカーを拾うと、打球は左前で跳ねた。

 ヤ軍デビュー戦でサヨナラ適時打は1943年4月22日のセネタース(現ツインズ)戦のR・ウェザリー以来で、「信じられないね。(新天地で)最高のスタートが切れたよ。長い1日だったけど、最高の形で終われた」。一塁ベース付近で同僚にもみくちゃにされ、試合後のヒーローインタビュー中にはガードナーからスポーツ飲料シャワーも浴びたが、その顔は充実感に満ちていた。

 ヘドリーは2012年のナ・リーグ打点王(115打点)。持ち前の勝負強さで、チーム打率2割5分2厘(ア15球団中10位)と貧打にあえぐヤ軍の救世主になるかもしれない。

 

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