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【大リーグ】

青木、仕切り直しの久々マルチ

2014年7月24日 紙面から

◇ロイヤルズ7−1ホワイトソックス

 さあ、仕切り直し−。ロイヤルズの青木宣親外野手(32)は22日、敵地シカゴでのホワイトソックス戦で4打数2安打、1四球。11日のタイガース戦以来となる今季22度目の複数(マルチ)安打でチームの勝利に一役買い、時事電などによると、「今までより、打席ごとにいいところが増えた。ここからまた仕切り直し」とさらなる活躍を誓った。

 球宴直前に左脚付け根のけがから復帰して以降、20日までの出場6試合で20打数3安打。俊足外野手のケーンやダイソンらが台頭する中、指定席の1番を追われ、最近は9番での起用ばかりだった。出番がなかった21日には「結果を出さなきゃいけない」と危機感をあらわにし、打席ごとに構えやフォームを変えて今の自分に合ったベストの型を模索するなど、巻き返しに躍起だった。

 そんな中での久々マルチ。6回には四球を選び、後続の犠飛で生還するなど、リードオフマンとしての青木らしさが戻ってきた。ただ、ここからが新たなスタート。「これからも打っていかないことには確かなものにはならない」と指定席復帰に向け、気を引き締めた。

 

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