自民が橋龍を失脚させた男を公認
2013年04月29日 11時00分
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藤本:カギを握るのは昨年限りで政界引退した古賀誠元幹事長(72)の政治的影響力がどこまで残っているかだけど、こちらも乾杯のあいさつで、安倍―麻生コンビのタカ派路線を批判して存在感を誇示していた(笑い)。
上杉:GW明けも各派閥のパーティーが続く。どれだけ人を集めることができるかは、そのまま参院選後の内閣改造、党内人事での発言力につながるから、派閥のボスは必死でしょう。だから各派閥ともパーティー出席者数を水増ししてマスコミに発表する(笑い)。
藤本:その参院選は自民党に強い追い風が吹いていますね。タレント・著名人候補も続々と出馬表明しています。野党時代は渋っていたタレントも当選確実となれば手のひらを返したように我も我もと寄ってくる。元特捜副本部長でタレント弁護士の若狭勝氏(56)なんか、橋本龍太郎首相(故人)が失脚に追い込まれた日歯連献金事件の捜査を手掛けたヤメ検。担ぎ出す自民党も自民党だし、のこのこ出てくる若狭氏もどうかと思うよ。
上杉:テレビで一緒に出演した時、(若狭氏は)タレントや女子アナに電話番号を聞きまくっていましたよ(笑い)。「これがテレビに出る楽しみですよ」と言っていたのにな~(笑い)。
藤本:嶋大輔氏(48)なんてまだ自民党から正式公認されていないのにウハウハ顔で引退まで発表しちゃって、早くも当選したような(笑い)。
上杉:野党は目も当てられません。民主党の細野豪志幹事長(41)はネット選挙解禁が決まった途端にやってくれた。ツイッターで政治評論家の“三宅久之氏”から選挙制度改革を突っ込まれ「三宅先生からコメントをいただけるとは光栄です」と返した。三宅氏は昨年、亡くなっていますからなりすまし。細野氏は死者と会話ができるイタコかと大笑いですよ。
藤本:身をもってネット選挙の怖さを思い知ったんじゃないの(笑い)。
☆ふじもと・じゅんいち=1958年、福岡県生まれ。新聞、雑誌記者を経て独立、取材執筆集団「メディアフォーラム」代表。「建設業界・談合が崩壊する日」「永田町奇譚 もしニッポンの総理が東スポを愛読してたら…」など著書多数。本紙で「永田町ワイドショー」好評連載中。
☆うえすぎ・たかし=1968年、福岡県生まれ。テレビ局、衆院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ取材記者、フリージャーナリストを経て、公益社団法人自由報道協会理事長。ミドルメディア「NO BORDER」代表。近著に森達也氏との共著「誰がこの国を壊すのか」など多数。
上杉:GW明けも各派閥のパーティーが続く。どれだけ人を集めることができるかは、そのまま参院選後の内閣改造、党内人事での発言力につながるから、派閥のボスは必死でしょう。だから各派閥ともパーティー出席者数を水増ししてマスコミに発表する(笑い)。
藤本:その参院選は自民党に強い追い風が吹いていますね。タレント・著名人候補も続々と出馬表明しています。野党時代は渋っていたタレントも当選確実となれば手のひらを返したように我も我もと寄ってくる。元特捜副本部長でタレント弁護士の若狭勝氏(56)なんか、橋本龍太郎首相(故人)が失脚に追い込まれた日歯連献金事件の捜査を手掛けたヤメ検。担ぎ出す自民党も自民党だし、のこのこ出てくる若狭氏もどうかと思うよ。
上杉:テレビで一緒に出演した時、(若狭氏は)タレントや女子アナに電話番号を聞きまくっていましたよ(笑い)。「これがテレビに出る楽しみですよ」と言っていたのにな~(笑い)。
藤本:嶋大輔氏(48)なんてまだ自民党から正式公認されていないのにウハウハ顔で引退まで発表しちゃって、早くも当選したような(笑い)。
上杉:野党は目も当てられません。民主党の細野豪志幹事長(41)はネット選挙解禁が決まった途端にやってくれた。ツイッターで政治評論家の“三宅久之氏”から選挙制度改革を突っ込まれ「三宅先生からコメントをいただけるとは光栄です」と返した。三宅氏は昨年、亡くなっていますからなりすまし。細野氏は死者と会話ができるイタコかと大笑いですよ。
藤本:身をもってネット選挙の怖さを思い知ったんじゃないの(笑い)。
☆ふじもと・じゅんいち=1958年、福岡県生まれ。新聞、雑誌記者を経て独立、取材執筆集団「メディアフォーラム」代表。「建設業界・談合が崩壊する日」「永田町奇譚 もしニッポンの総理が東スポを愛読してたら…」など著書多数。本紙で「永田町ワイドショー」好評連載中。
☆うえすぎ・たかし=1968年、福岡県生まれ。テレビ局、衆院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ取材記者、フリージャーナリストを経て、公益社団法人自由報道協会理事長。ミドルメディア「NO BORDER」代表。近著に森達也氏との共著「誰がこの国を壊すのか」など多数。
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