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高山 井上との“王者スパー”も…押され気味で途中打ち切り

IBF・WBO世界ミニマム級王座統一戦  IBF王者・高山勝成 VS WBO王者・フランシスコ・ロドリゲス (8月9日  メキシコ・モンテレイ)

井上(右)を攻める高山
<井上、高山スパーリング公開>井上(右)を攻める高山
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 8月9日に王座統一戦を控えるIBF世界ミニマム級王者の高山勝成が横浜市の大橋ジムに出向き、1階級上のWBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥と現役世界王者同士のスパーリングを行った。

 今回はパワーのあるWBO王者ロドリゲス対策のために、高山陣営が申し出たもの。高山は2回に右ストレートを浴びて足がぐらつき、4回には右まぶたの上がカット寸前まで腫れた。当初は6回の予定だったが、大事を取って4回途中で打ち切った。

 高山が押され気味になったのも無理はない。高山はリミットまで700グラムの48・3キロに減量し、井上はまだ減量前で58キロ。中出トレーナーは「減量が一番きつい時期。正直怖かった」と本音を漏らしたが、果敢に10キロ重い現役王者に挑んだ31歳は「思いのほか動けなかったが、次の試合の想定ができた。勉強になった」と収穫を口にした。

[ 2014年7月24日 05:30 ]

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