サブカテゴリー

PR:

岡山女児監禁事件 藤原容疑者供述…11歳に「一目ぼれした」

藤原武容疑者
送検される藤原武容疑者
Photo By 共同 

 岡山県倉敷市の小5女児(11)監禁事件で、逮捕された自称イラストレーター藤原武容疑者(49)が「3月に女児を偶然見かけて一目ぼれした」と供述していることが23日、分かった。また、女児の話が初めて明らかになり「閉じ込められた後も脅された」と倉敷署捜査本部に説明した。

 藤原容疑者は、3月ごろに、女児宅周辺で交通事故を起こしていたことも判明した。倉敷署捜査本部は、藤原容疑者が事前に目星を付けた上で下見を繰り返し、女児を執ように付け狙っていたとみて調べている。

 捜査関係者によると、女児宅の近くでは、住民が4月に藤原容疑者が乗っていたとみられる銀色の車を目撃。5月には女児が車に付きまとわれ、母親が県警に相談していた。6月にも母親が車を見ている。

 倉敷署に残っていた交通事故の記録には、藤原容疑者の免許証番号などが残っていた。近所の人によると、藤原容疑者は事故の前後に車を買い替えていた。

 交通事故から約4カ月前後の今月14日夕、藤原容疑者は、女児をカッターナイフで脅して連れ去った。捜査本部は、自宅で監禁中も女児を脅し続けることで精神的に追い詰め、逃走させないようにしていたとみて調べる。女児は「閉じ込められた後も脅された。暴力は振るわれていない」と話しているという。

 近所のスーパーの防犯カメラにはお菓子や雑貨を買い込む藤原容疑者の姿が複数回写っており、女児を脅す一方で、菓子類を与えていたとみられる。

 捜査本部は23日、藤原容疑者の供述に基づき、倉敷市内の用水路で女児の携帯電話を捜索。午前9時半ごろから県警のダイバー7人が用水路内で横1列に並び、潜りながら手で底を探ったが、見つからなかった。衛星利用測位システム(GPS)を利用した携帯電話の位置情報から、女児の居場所が発覚するのを免れるため、藤原容疑者が自宅に連れ込むまでに捨てたとみられている。

[ 2014年7月24日 05:30 ]

Webtools & Bookmarks

PR

注目アイテム

ニュース

注目アイテム

スポニチwikiランキング

      人気ニュースランキング

        ※集計期間:

        » 続き

        【楽天】オススメアイテム
        クイックアクセス
        スペシャルコンテンツ