一番の脅威は民主党政権ではないか?
2012年08月20日 14時40分
藤本:選挙が近いとみて民主、自民両党の中にもコスプレ市長(笑い)こと橋下市長率いる維新の会や、河村たかし名古屋市長(63)の「減税日本」への参加を模索する動きが出てきた。選挙に弱い人は当選できるなら、どこの政党だって構わない。地域政党の方も現職国会議員5人以上が参加して政党要件を満たせば、小選挙区と比例区の重複立候補も可能になるから、選挙互助会的な離合集散は起きて当然だね。
上杉:泥船の民主党から逃げ出す議員もいるし、維新の会に入らなくともパイプがあると見せる狙いもある。選挙前から野党になると分かっている候補では、後援会もバカらしくて協力してくれない。鳩山由紀夫元首相(65)の側近である松野頼久衆院議員(51)が維新と接触しているのも、選挙後の与党入りをちらつかせるためでしょう。
藤本:ちょっと早く動きすぎているきらいはあるが、まあ動かざるを得ないだろうね。橋下氏は100議席以上取れると踏んだら、出馬に踏み切ると思うよ。
上杉:府知事選出馬時にも「2万%あり得ない」と言って、出馬した男ですからね。出馬しないうんぬんの話は全く信用できない。本欄でかつてから不仲を指摘していた減税日本の河村氏と愛知の大村秀章知事(52)は予想通り、完全決裂しましたね(笑い)。
藤本:第三極が緩やかにつながるオリーブの木構想が早くも暗雲ですね。やはり腐った幹には実がならないもの。まあ河村氏にしろ大村氏にしろ、自分が思っているほどの大物じゃないからどうでもいいけど(笑い)。
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