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ガザ 国連運営の学校でロケット弾見つかる
7月24日 14時43分

イスラエル軍による攻撃が続くパレスチナ暫定自治区のガザ地区で、国連が運営する学校にロケット弾が隠されているのが見つかり、パン・ギムン事務総長は「学校が軍事的な標的になり、子どもや国連職員の命を危険にさらすものだ」と強く非難する声明を出しました。

国連によりますと、イスラエル軍による攻撃が続くガザ地区で、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関が運営する学校にロケット弾が隠されているのが見つかり、その後、ロケット弾は何者かに運び出されて所在が分からなくなりました。
この問題について、停戦の調停のため中東を訪れている国連のパン・ギムン事務総長は、23日、報道官を通じて声明を発表し、「国連施設に武器が隠されていたことに強い憤りを覚える」としたうえで、「学校が軍事的な標的になり、子どもや国連職員、それに、学校に避難している人々の命を危険にさらすものだ」と強く非難しました。
ロケット弾は、ガザ地区からイスラエルへの攻撃を続けているイスラム原理主義組織ハマスやイスラム聖戦のものとみられ、パン事務総長は武装グループに対し、市民を危険にさらす行為を直ちにやめるよう強く求めるとともに、再発防止に向けて国連の関係部署に安全対策の徹底を求めました。

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