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W杯惨敗の原因はコンディション調整の不備 原専務理事が報告

産経新聞 7月24日(木)22時51分配信

 アギレ新監督の就任が承認されたこの日の理事会では、2大会ぶりの1次リーグ敗退に終わったW杯ブラジル大会の検証結果も報告され、原専務理事は主にコンディション調整に不備があったことを認めた。

 やり玉に挙がったのが離日前に鹿児島県指宿市で実施した強化合宿。6日間のうち4日間を午前と午後の2部練習に充て、酷暑の中で体力強化を図った。内田(シャルケ)ら故障でシーズン終盤を棒に振った選手の調整には有効だったが、疲労が抜けきらなかった選手も多かったようで、原専務理事は「もう少し休ませた方がよかった」と反省を口にした。

 試合会場から遠いサンパウロ北西部のイトゥをベースキャンプ地に選定した点についても、各試合の前日に約5時間の移動を強いられたことで、体調に影響があったと分析した。

 また、「自分たちのサッカーをやろうというところと、相手にある程度合わせるところのバランスが崩れた」と攻撃的スタイルに固執した点も敗因に挙がった。(奥村信哉)

最終更新:7月24日(木)22時51分

産経新聞

 

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