初のチェコ出身力士・隆の山が引退 母国で「日本語を生かせる仕事を」

2014年7月24日14時34分  スポーツ報知

 大相撲の元幕内で西幕下6枚目の隆の山(31)=田子ノ浦=が名古屋場所12日目の24日、現役引退を表明した。今後は母国のチェコに戻り第2の人生を歩む。

 隆の山は初のチェコ出身力士として鳴戸部屋に入門し2001年九州に初土俵。10年名古屋に新十両昇進。翌秋場所には新入幕を果たし最高位は西前頭12枚目だった。今場所は3日目からケガのため休場していた。引退の理由は「勝つために土俵に上がっているのに勝てなくなった」と話した。思い出の相撲は新十両昇進を決めた10年5月の技量審査場所の南(現天鎧鵬)との一番とトーナメントで対戦した横綱・白鵬戦をあげた。

 断髪式は未定。今後はチェコに家族と共に帰り「日本語を生かせる仕事をしたい」と話していた。

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