【BOX】高山「勉強になった」井上と豪華スパー!猛攻浴び右まぶたの古傷悪化

2014年7月24日6時0分  スポーツ報知
  • スパーリングを公開した高山(右)と井上尚

 8月9日にプロボクシング日本人初の4団体制覇に臨むIBF世界ミニマム級王者の高山勝成(31)=仲里=が23日、横浜市の大橋ジムで、WBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥(21)=大橋=とスパーリングを行った。現役世界王者同士の豪華スパーは6回の予定だったが、井上の猛攻で右まぶたの古傷が悪化し、急きょ4回途中で打ち切られた。

 高山は2回、体重で約10キロ上回る井上のワンツーでぐらつかされ、スパーが一時中断。再開後も右ストレートでロープに吹っ飛ばされた。それでも8月のWBO王者フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(21)との団体王座統一戦(メキシコ)に向け、「ああいう(打たれる)場面が予想されるので、勉強になった。試合までにベストに近づけてリング上で暴れたい」と前向き。一方、“TKO勝ち”の井上は「自分の出来は6割ぐらい。スパーでも『倒す』イメージを毎回持っている」と涼しい顔だった。

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