麻生太郎副総理・財務・金融相は22日午後の閣議後記者会見で、同日午前の経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)で2014年度の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを13年末時点の予想から0.2ポイント下方修正し、1.2%としたことについて「(消費増税による)駆け込み(需要の反動減)も多かっただろうが、外需が下がったのが大きかった」との認識を示した。
背景として新興国経済の回復の遅れや輸出が想定より伸びていないことを挙げた。そのうえで「緩やかな回復に沿って輸出が伸びていくという基本的な考え方に変わりはない」と改めて強調した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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