倉敷女児保護:用水路から携帯電話発見 容疑者供述通り

毎日新聞 2014年07月24日 19時05分(最終更新 07月24日 21時35分)

用水路から発見された携帯電話を回収する捜査員ら=岡山県倉敷市で2014年7月24日午後1時56分、五十嵐朋子撮影
用水路から発見された携帯電話を回収する捜査員ら=岡山県倉敷市で2014年7月24日午後1時56分、五十嵐朋子撮影

 岡山県倉敷市の小5女児(11)が下校途中で行方不明になり、岡山市の無職、藤原武容疑者(49)が監禁容疑で逮捕された事件で、県警は24日午後1時50分ごろ、女児のものとみられる携帯電話を倉敷市内の用水路で発見した。発見場所は女児の自宅から約2キロの地点で、水深約1メートルの水底にあった。藤原容疑者は県警の調べに「携帯は用水路に捨てた」と供述しており、23日からダイバーを投入して捜索していた。

 女児が行方不明になったのは今月14日夕。女児はGPS(全地球測位システム)付きの子ども用携帯を持っていたが、藤原容疑者は監禁場所である自宅に戻る途中で携帯に気付き、捨てたと供述していた。携帯は防水機能があり、女児の失踪後数時間にわたって、今回の発見現場付近にあることを示していたらしい。【五十嵐朋子】

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