町長逮捕を受けて川崎町は、２５日に予定していた町内の小学６年生による「子ども議会」の延期（期日未定）を決めた。２３日、町議会に報告した。

　子ども議会は、町政や議会の仕組みを学び、町づくりについて考えてもらおうと２００８年から年２回開いている。２５日は、町内４校の計１６人が調査テーマを議場で発表し、町内の観光施設などを視察する予定だった。小田幸男町長も出席しあいさつするはずだった。

　町は２２日に「不測の事態になり議会、執行部の対応の困難が予想される」と各学校に延期を伝えた。連絡を受けた学校長は取材に対し「子どもには理由を説明しにくいので、延期になった事実だけを伝えた。どんな町づくりをするか考えるいい機会なのに」と困惑した様子だった。

＝2014/07/24付 西日本新聞朝刊＝