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被害者の父「死刑求めます」三鷹女生徒殺害
東京・三鷹市の女子高校生ストーカー殺人事件で殺人などの罪に問われている元交際相手の男の裁判員裁判で、男の母親と被害者の父親が出廷し、事件当時の状況などについて証言した。
池永チャールストーマス被告(22)は去年10月、三鷹市で元交際相手で当時高校3年の女子生徒をナイフで刺して殺害したとして、殺人などの罪に問われている。
23日に東京地裁・立川支部で開かれた裁判では池永被告の母親の証人尋問が行われ、母親は、女子生徒が出演していた映画を池永被告が見た際に「お母さん!助けて!何とかして彼女に会わせて!」と子供のように泣いたことがあったと話した。
また、事件の前に沖縄に出かけると言った池永被告が東京にいることに気づき、「被害者を傷つけてしまうのではないかと不安になった」と述べた。
午後には、女子生徒の父親が事件当時の状況などについて証言した。事件の直前に娘から「私が殺されたらどうする?」と聞かれたときは「どんな方法を使ってでもかたきをとると答えた」と話した。
また、「娘の存在は私たちにとっての希望であり、光だった。私たちの将来も消し飛ばされた感じです」と述べ、「最高刑である死刑を求めます」と話した。
24日は被告人に対する質問が行われる予定。
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