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「ホームラン」─旅客機の電子的ハイジャックによるWTCビル攻撃ジョー・ヴァイアルズ
2001年10月
1970年代中頃、アメリカは商用ジェット機が地政学的な目的でハイジャックされるという新しい、拡大する危機に直面した。この新しいかたちの航空戦争において優位を保つため、二つの米国の多国籍企業が、 Defense Advanced Projects Agency(DARPA)と協力した。それは、ハイジャックされた米国の航空機を遠隔操作で回収する計画であった。概念的にも実際にも優れた「ホームラン」(正式のコードネームではない)は、目標の航空機上のコックピット内での会話を地上の専門的コントローラーが聞き、それから遠隔的な手段で、機のコンピュータ化されたフライト制御システムを完全に奪取することができるものである。その時点からは、ハイジャッカーや乗員の意思に関わりなく、ハイジャックされた航空機は奪還され、選択した空港に自動的に着陸させることができるのだ。ラジコンの航空機を飛行させるのに比べて、それほど難しいことでもない。最初にそれが設計されてから30年ほどたった今、ホームランの極秘コンピューターコードが盗まれ、そのシステムが2001年9月11日のNYとワシントンの例の攻撃で使われた4機の航空機を地上から直接コントロールするのに使用されるとは、設計者も思いもよらなかったろう。
多国籍企業とDARPAが1970年代中頃、ついに実地段階に到達した頃、航空機のシステムはさらに進歩していた。コンピューターが機に搭載されたオートパイロットを制御し、結果として、搭載されたすべての油圧系統を制御することが可能になっていた。これらの多様な機能の組み合わせは、今日ではフライトコントロールシステム(FCS)と呼ばれている。結果として、洗練された航空電子工学と結合したFCSにより、視界ゼロの状態でも航空機を自動的に着陸させられるようになった。つまり、70年代中頃には、ほとんどの大型ジェット機は、何百マイルもの距離を上手に航行し、視界ゼロの霧の状態でも所定の空港に自動的に着陸できるようになったのである。そして、これらの作業は全て自力で行われる。ただし、少なくとも理論上は、フライトデッキ乗員の監視のもとに行われるのである。
「ホームラン」を有効にするためには、それをすべての機上のシステムに統合しなければならない。それは、航空機を新たに設計することでのみ可能であった。新しい航空機デザインのいくつかは、当時、設計段階にあった。
極端な秘密保持体制のもとで、多国籍企業とDARPAは、これを基本に先に進んだ。そして、新しいコンピューターの設計に「裏口」を作り込んだのである。この段階では二つの明らかに難しい要求があった。一つは、フライトコントロールシステムを乗っ取り、特定の飛行場まで航空機を飛行させるために用いるプライマリー・コントロール・チャンネルであり、もう一つは、フライトデッキ内の会話をモニターするための秘密のオーディオ・チャンネルであった。プライマリーチャンネルが動き出せば、航空機のすべての機能は直接地上からの制御にゆだねられる。ハイジャッカーとパイロットをコントロール・ループから永遠に排除できる。このシステムは、フライト乗員から権限を剥ぎ取るためのものではなかったことを忘れてはならない。それは、ハイジャッカーが乗客や乗員、もしかすれば、パイロットをも銃撃し始めたような事態においての、最終的な対抗装置としての性格を持っていた。ハイジャッカーが限られた数の銃弾しか持っておらず、多くの航空機が今日、300人を超える乗客を運んでいると、もっとも妥当な推測を持って考慮してみると、ホームランは、近くの空港に安全に自動的に着陸させるため、すべての生存者を輸送するのに使用できるはずであった。このように、このシステムは道理にかなった状況で生を受けたのである。しかし、ついに情報漏洩の餌食となり、さらには、コンピューターコードの改竄の餌食となったのである。
ホームランのプライマリーチャンネルを起動させるのは、容易である。読者の多くは、トランスポンダーというNYとワシントンの攻撃の直後のニュースでよく出てきた言葉を聞いたことがあるだろう。技術的にいうと、トランスポンダーは、自動的に作動する無線発信機と受信機の組み合わせであり、今回の場合、4機の航空機と地上の航空管制の間で、データを伝達する役割がある。このことは、4機のどれもが、すべての4機の機上に複数の起動ポイントがあるにもかかわらず、特別な「ハイジャックされた」旨のトランスポンダー・コードを発信してこなかった説明になる。トランスポンダーの周波数がすでに「ホームラン」により便乗されており、特殊なハイジャックコードの発信が不可能にされていたからである。このことが、目標の航空機が、FBIの示唆するような、ペンナイフを振りかざした種種雑多なアラブ人のクルーによってではなく、地上から電子的にハイジャックされていたことの確かな証拠の最初のものである。
フライトデッキ内のホームランの盗聴装置は、コックピットのマイクロフォンを利用したもので、そのマイクは、通常はコックピットボイスレコーダー(CVR)に繋がっている。二つのブラックボックスのうちの一つは、強い衝撃に耐え、ゆえに後になって調査者に航空機の墜落の原因究明の重大な糸口を与える。しかし、「ホームラン」に乗っ取られると、CVRは迂回され、音声の伝達は、30分のエンドレス・ループ型録音テープにもはや録音されなくなる。ホームランが30分以上作動すれば、CVRには聞き取れるデータは何もなくなる。今日までに、調査官は、ペンタゴンとピッツバーグの航空機からCVRを回収したが、両方とも完全に【空白】であったことを公式に確認している。その唯一の理由は、ホームランによるデータキャプチャーであり、攻撃機が、アラブのハイジャック犯にではなく、地上から電子的にハイジャックされていた確かな証拠となるのだ。
1990年代初頭には、ヨーロッパの主力航空会社が、ホームランの情報を入手し、彼等の航空機が、権限もなく、アメリカ人により「救出」されるかもしれないと深刻に受け止めていた。したがって、この航空会社は、自社の航空機群からアメリカ製のフライトコントロールコンピュータを完全に取りはずし、自国製のものに交換した。概算で、米国内とそれ以外の地域の約600機が、いまだに対処できておらず、いつでもさらなる攻撃に使用できる状態にある。すべての航空機を安全にするためには、フライトコントロールコンピュータを取りはずし、交換する必要があるが、莫大な金がかかり、航空会社は倒産してしまうから、それもできない。時間もない。アメリカの軍事分野のもっとも革新的な対ハイジャック手段は、いまや、アメリカの国家安全に対する最大の脅威となってしまった。
国民に安心を与えるため、ホームランにより影響を受けない航空機のリストを発表したいが、法的にそれができない。リストに載っていない航空機メーカーは、名誉毀損で告訴したいと思うかもしれないし、それは私も困る。しかし、たとえば、アトランタからJFK、フランクフルト、クアラルンプール経由でシンガポールに行くとき、私が個人的にどの飛行機を選ぶかを発表するのを妨げるものはない。アトランタからJFKまでは、多分、ボーイング737で飛ぶ。そして、フランクフルトへは、ボーイング777に乗り継ぐ。フランクフルトでは、エアバスA340に乗り継ぎクアラルンプールに行くだろう。旅行の最後では、DC9かフォッカー100でシンガポールに向かう。もちろん、私が酔っ払いパイロットの飛行機や無関係の機械的問題のある飛行機に搭乗する不運に遭遇する恐れはあるが、それらのマイナーなリスクを除いては、私は随分と安全に感じる。
(抄訳=刺身こんにゃく 「ブッシュ親子の自作自演テロ第六部@議論板」より)
原文:"Home Run" Electronically Hijacking the World Trade Center Attack Aircraft
http://geocities.com/mknemesis/homerun.html
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