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STAP細胞、若山照彦教授のマウスの可能性も 理研が解析結果を訂正

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1月の記者会見で、STAP細胞の画像を示す理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(左)と、若山照彦山梨大教授=1月28日午後、神戸市中央区の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター | 時事通信社 | 時事通信社

理化学研究所は7月22日、小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)が作製したSTAP細胞とされる細胞から培養された幹細胞の解析結果を訂正した。論文の共著者の若山照彦山梨大教授が6月の会見で述べた「STAP細胞は自分の研究室に存在しないマウスからつくられていた」との主張が成り立たなくなり、若山研究室のマウスである可能性も否定できないとしている。

若山氏も22日、同様の訂正文書を研究室のホームページに掲載した。MSN産経ニュースなどが伝えた。

若山氏が目印となる遺伝子を18番染色体に挿入したマウスを作製し、これを受け取った小保方氏がSTAP細胞を作り、若山氏が培養して幹細胞を作った。

この幹細胞について理研は当初、遺伝子は15番染色体に挿入されており、若山氏が提供したマウス由来ではないと発表。だが詳しい調査の結果、この細胞には別の遺伝子も挿入されており、染色体の挿入場所は分からなくなったという。同じ遺伝子の特徴を持つマウスは大阪大が作製し、若山研究室で飼育されていた。

(MSN産経ニュース「【STAP問題】理研が解析結果を訂正 若山教授のマウスの可能性も」より 2014/07/22 21:14)

小保方氏の代理人の三木秀夫弁護士は23日、若山教授が細胞の遺伝子解析結果を訂正したことを受け、「(解析の誤りは)以前から言われていた。今になって若山さんからやっと発表された」と報道各社に語った

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